こんなの乗ってました


yosifficの病気 (妻いわく)  単車遍歴 ヽ(^o^)丿

今でこそ4輪車生活が板についてますが、ちょっと前まで結構な単車野郎でした。
自分にとって単車でに乗ることは「楽しみ」であり、「生き様」であり、「主義主張」であり、
「自分という存在をリアルに確認する作業」だったように思います。
だから20代の頃は「パワーこそ正義」と信じ、「右手の一ひねり」でいかに快楽を得られるか
を追求していました。

250cc→400cc→750ccとステップアップし、
結局、これ以上行き着く先がない V-max (→ ヤマハ製の1200cc) にたどりつきました。
でも、145馬力の鉄ウマに乗って気付いたことは
「生身の体はウマに負けている・・・・」。

いくら高速道路で「フル加速に入った状態のポルシェ」を
右手の一ひねりで「ミラーの中のゴマ粒」にする強靭な瞬発力を誇っても、
それは所詮「ウマ」の力であり、
私の体力が強靭に鍛えられたのではありません。
虚弱な肉体に釣り合わない「強すぎるウマ」は、私の体をいたぶりました。

長時間クルージングでは、カウル付の250ccに道を譲り、
FZ750の時までは大好物だった碓氷峠の旧道で「カローラ」にあおられ、
私のパワー信仰はゆらぎました。(号泣)

その後、都内でしばらく配送の仕事をしていて、
実は「非力な単車で大排気量車をカモれる」ことに気付かされ、
最終的に落ち着いたのが、20代の頃、「大型のクセに非力な」単車と
「なめてた」SRX-6でした。

今は「パワー」よりも「トルク」と「車体のバランス」が大事だと思います。
車検代がキツかったのと、唯一の始動手段である「キック」の調子が悪くなったことから
「6」は手放してしまいましたが、4年経ってまた天地創造以来の法則である
「遠心力」と「摩擦力」のバランスで走る「単車」という
なんともいえない乗り物を楽しみたい気持ちが湧き上がってきました。

こんなこと日頃あらためて考えないと思いますけど、

宇宙空間で高速移動・回転している惑星「地球」の上で、
バイクって何故バランスとって旋回できるのでしょうね?

どうでもいいけど、不思議だー。。。



     ★ 1989年 FZ 750 (国内仕様)    流山の江戸川にて
大学生の時、1回目の限定解除して乗り始めたFZ750です。
(ナンバーに注目! この時はまだ「希望ナンバー制」など なかったのでとても珍しかった、
というより、悪いことができなかった???)

当時はXJ750やGSX(FW)とならぶ不人気車で、「こんなつまんないバイクでなくて、
なんで刀とか900nijnaにしないの?」と上野のバイク屋に毒づかれたものです。
フロントの「16インチ」は熱で波打ったアスファルトのデコボコとの相性が悪く
タンデムにはかなり気を遣いました。

後に逆輸入車に乗ることになるのですが、低速トルクはこの77ps仕様の方が豊かで、
フロントが17インチなら、こっちの方が良い単車だったかもなーと思います。




    ★ 1990年 V-max (145ps)        浅間山にて
就職してすぐ買った「憧れの」VMX12。
北米仕様のマイル表示メーターが疲れました。でも、それで鍛えられたせいか、
今、仕事で使ってるデジカメ機材の「レンズの焦点距離×1.6倍」の計算が瞬時にできます(?)。

確かに「脳ミソ」が片寄るくらいの麻薬的加速Gはヤミツキで、
仕事などで気分が重たくなった夜は、夜のカンナナでワイドオープンして
憂さを晴らしたこともあります。

でも結局「ワタシは旋回性が良く、速いスリ抜けができる単車が好み」と
気付いて手放しました。


でも、ここ半年くらい、隣のアパートに越してきた若者がコレに乗り始めて、
音を聞かせられると「オレはもう要らないけど、いい音だな〜」などと
昔を懐かしんでいる自分を発見します(笑)




     ★ 1991年 FZ 750 (102psだったか107ps仕様)    ※撮影地は明かせません (>_<) 特に左上
ハコを載せて走るため、当時の会社がワタシに
与えてくれた新車。(インクレディブル!)
台風の夜、山中湖まで配達に行ったのはこの単
車です。

フロント17インチのこのFZは非常にバランスが良
く、毎日300キロ走る仕事も快適でした。
(国内仕様のハーフカウルと2灯ライトに換装)

今となってはものすごい場所で撮ったと思うけど、
セローのとなりにたたずむ人は、後に妻となり、
3人の子どもたちの母となり現在に至ります。


ここに載せた写真は、写真の仕事を始める前に撮ったものです。
今撮っている写真とはテイストが違う部分も多いですが、
こうして振り返って見てみると懐かしくもあり、良いものだなーと感じます。






このページは宣伝用というより、ほとんど趣味の世界ですが、
ロケフォトの仕組みを活用するとこんな感じの写真を 
撮りに行くことは十分に可能です。

詳しくはこちらまで 






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